- 燻製簡単にできるみたいだけど、自宅に燻製器買っても邪魔になりそう💦
- 何の食材を燻製すると簡単なんだろう??
- 燻製って時間かかるんでしょ?
上記は、燻製やりたいな~と思っている人から良く言われる言葉です。
自宅に燻製器買っても邪魔になりそう → お試しで燻製器は必要無いです!
何の食材を? → 向いている食材があります!
時間かかる? → お手軽燻製なら10分!
というわけでこの記事で上記を絵を使って説明し、解決していきます👍
筆者は2009年から燻製を作り続け、燻製教室を行って燻製を広めたりしています。
この記事の内容も燻製教室で使っている資料の一部です。
また、私のブログでは簡単燻製レシピから大型スモーカーを使った本格燻製レシピまで、様々な燻製の作り方を公開しています。
筆者のブログ:本格燻製オススメNavi
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燻製とは?
燻製とは、食材を燻煙することで保存性を高めると共に特有の風味を付加した保存食、またその調理法のことを指します。
燻煙する際に香りの良いサクラやクルミ等の木材を用いることで、木材ごとに独特な風味付けをすることができます。
現代における燻製
燻製は、元々は肉や魚などの傷み易い食材を長期間保存するための加工技術でした。
しかし現代では、食品添加物によって防腐したり冷蔵・冷凍技術により簡単に長期保存が可能になりました。
現代における燻製の意味合いは風味を与えることが主な目的として使われています。
ただし、風味を与えると言っても、燻製は熟成による深みが最も特徴的な魅力です。
お手軽燻製でやる、燻製の工程
【参考】本格的な燻製の工程
燻製の全工程は、下処理→塩漬け→塩抜き→風乾→燻煙→熟成となります。
お店で売られているような本格的なベーコンやスモークサーモンは、上記のような工程で作られています。鮭トバや生ハム等は1カ月以上かけて作ることもあります!
私が書いている本格ベーコンの記事なども、この方法でやっています。
お手軽燻製は、風乾→燻煙→熟成だけ
お手軽燻製では、仕上げの工程だけで済むような食材を買ってきます。
つまり、お手軽燻製では「風乾」「燻煙」「熟成」しかやりません!
「風乾」「熟成」どちらも結局「放置するだけ」!
何も難しいことはありません😊
【結論】お手軽燻製では「燻煙」だけわかればOK!
鍋でやる燻煙のやり方
鍋でやる燻製は基本的には熱燻になります。
※詳しく知りたい方は下記の本ブログ内記事に燻製の基礎知識が書いてあります。
【燻製は熟成】燻製の基本知識。燻製とは?燻製の効果と種類、現代の燻製、世界の燻製
燻煙のやり方
スモークチップは、片手で軽めに一掴みくらいです。正直、量はかなり適当でもOKです!燻煙時間の方が重要です。
例えば、下の写真のような感じ。
量は本当に適当でOKです。
食材を置くための網も必要です。
煙を塞ぐためのフタも必要。
準備が出来たら、燻煙のやり方です!
- コンロの一番強火で1分弱鍋を熱し、煙がモワモワ出たら一番弱火にする
- 10分程度煙をかけたら火を止めて、数分後にフタを取る
- 数分以上は熟成して、食べる😋
燻煙時間はとても大事です!
※下記記事にもっと詳しいやり方があるので、良かったら参考にしてください!
【超入門編・図解】自宅で鍋を使った初心者向けお手軽燻製のやり方と必要なもの
スモークチップを色々使うと、燻製がもっと楽しくなる!
燻製における香り付け、スモークチップ選び
市販品は大きく分けてスモークチップとスモークウッドがあります。
鍋でやる場合は、スモークチップを買いましょう。
スモークチップの種類は、サクラ、ヒッコリー(オニグルミ)、クルミが万能でおすすめです。
この3つから選ぶなら後悔はしないので、フィーリングでOK!
サクラが一番「ザ・燻製っぽい」香り🌸、ヒッコリー(オニグルミ)とクルミが万能な香り。
何回かお手軽燻製をやってみて、慣れてきたらスモークチップを変えてみると、全然違う香りに仕上がって楽しいですよ ^^)
※スモークチップについて詳しくは下記にまとめてあります。
【徹底解説】燻製におけるスモークチップ(スモークウッド)13種とおすすめランキング
【下ごしらえ無し!】お手軽燻製でおすすめの食材
メジャーで失敗が少なく、かつ美味しい物を挙げました。
塩漬けやカットなどの下ごしらえが不要な食材ばかりです♪
市販のウィンナーソーセージ、ベーコン
鉄板です。ただ、パッケージから出すと意外に水分が表面についているので風乾はしっかりと。
干物
燻煙するとパリッと感は失われるので、焼く場合は、焼く前に燻煙しましょう。
カニカマ、かまぼこ、ちくわ
水分があるので風乾は必要なんですが、パサパサにしてしまうとあまり美味しくないので、乾燥しすぎには注意しましょう。触って手に水がつかないくらいなら燻煙してOKです。
まとめ:燻煙さえ慣れれば燻製は楽しい!
この記事では手軽に燻製をやる方法と、燻製の楽しみ方について書いてみました!
最近は1万円以上する立派な燻製器も売られていますが、まずは身近な物で1回燻煙をやってみましょう♪
困ったことがあれば、お気軽に筆者のTwitter@Kenshi2009までご連絡ください😊
筆者がどんな燻製をやっているかも眺めてみたい方は、筆者のブログも訪れて見て頂けると嬉しいです👍
最後まで読んで頂いてありがとうございましたm(_ _)m
おわり。
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