鬼滅の刃、大ブームですね!
映画も従来の記録を塗り替えたり、コンビニにグッズがあふれ返ったり、お店やゲームとコラボしたり。
とにかくすごい人気です。
鬼滅の刃は子供に悪影響?
僕は昨年の誕生日に鬼滅の刃の当時の全巻セットをプレゼントとしてもらいました。

読んでみると、ナニコレ面白い!
アニメもアマゾンプライムで全部のお話を観ました。
そして、5歳の娘と一緒に何も考えずに観ていました。
娘もとても楽しそうに見ていたんです。
そう、楽しそうに…。
巧妙な鬼の罠
ただ、そこに「鬼」の罠があったんですね。
単行本でもそうなんですが、アニメも鬼滅だけに、首が飛ぶんです~。
先輩も、サイコロステーキになるんです~。

鬼を倒すには、日輪刀で首をはねなければなりません。
当然、首が落ちます。

さらに、落ちた首がしゃべるんです!
中学生の娘や、僕や妻も首が飛ぶことより、そのあとの鬼の人間の時の記憶の話とかが入ってきて首が飛んだとかの印象はあまりないのですが、
5歳の娘には、鬼の首が飛んで飛んだあとおしゃべりしているという、今までプリキュアとかポケモンにはなかったショッキングな映像だったようです。
その時に気づけばよかったのですが、無限列車の手前のアニメ最終話までがっつり観させてしまいました。
しかも面白かったの3回も、1話から最終話まで観ました。
うちの娘は怖がりです
うちの娘は元々怖がりです。
小さな虫が飛んでいるだけで「むし~!!!」と言って逃げてきます。
ダンゴムシやセミは余裕なのになんででしょうね?
その怖がりの子どもに鬼の首が飛ぶアニメを見せると…。
おねしょしたことないのにおねしょをする
2歳ぐらいから全くおねしょどころか、おしっこすら漏らしたことがないのに、5歳の今になっておねしょをしました。
衝撃的でした。
ひとりでトイレに行けなくなる
決してトイレから何か出てくると脅したことはないのに、鬼が出てくるかもという思いから一人でトイレに行けなくなりました。
大でも小でも必ず付いていかなければなりません。
でも保育園でも鬼滅の刃が大流行
でも保育園で流行っているので、善逸の声真似をしたり、紅蓮華を全力で歌っています。
お友だちとのお話も、やれ富岡義勇だの、鬼の累だのの話が今は中心なようです。
映画が始まってからは、煉獄さんのどうのこうの、お話の内容も変わってきているようです。
うちの保育園でもやれ僕が伊之助だの私がカナヲだの、楽しそうに遊んでいるので、戦隊もとか仮面ライダーとかと基本的には変わらないのです。
まぁDX日輪刀ぐらい買ってあげて、「みずのこきゅう、2のかた、みずぐるま!」とか言ってるだけのほうが、うちの娘には合っていそうですね。
今流行っている、紙テープをいっぱい貼った手つくりの日輪刀で遊ぶのもいいことだと思います。
刺激的な作品を見せる時に親がしなければならないこと
とにかく、親は子どもに見せるものを選んであげなければなりません。
子どもは自分で見たいものを選ぶことはできても、それが見ていいものか、そうでないかを判別することができません。
決して鬼滅の刃が悪いわけではないです。
悪いのは親と、鬼を生み出す鬼舞辻󠄀無惨です。

刺激への耐性がある子もいると思います。
でも、我が子のように刺激への耐性がなく、自分がわからない形で「恐怖体験」として残ってしまう場合があります。
そういえば、僕も娘と同じくらいの年齢の頃、「はだしのゲン」というマンガが家にあったのでそれを読んでいました。

マンガを読む分には全然良かったんですが、これもアニメ版というのがありまして…。
あの、爆弾が落ちた時の描写がもう凄くてで、子ども心に「絶対戦争はアカン」というのを理解すると同時に、それを上回るほどのトラウマになりました。
そういう教育も大事なんですけどね。
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PG12について
鬼滅の刃の映画は「PG12」というものに指定されています。
[box class=”red_box” title=”PG12とは”]刺激的で小学生の観覧には不適切な内容も一部含まれている。一般的に幼児・小学校低学年の観覧には不向きで、高学年の場合でも成長過程、知識、成熟度には個人差がみられることから親又は保護者の助言・指導に期待する区分である
映画倫理機構より[/box]
親の責任について
先ほども言ったのですが、本当に小さい子どもは自分で観るものを選ぶことができず、親が責任を持って選んであげることになります。
親御さんの中には、戦隊物も見せないとか、プリキュアは見せないとか、様々な方がいらっしゃいます。
あまり制限しすぎるのは、僕はあまり好きではありませんが、それこそ首が飛んでそれがトラウマになるような子に首が飛ぶアニメを見せるのはダメだし、戦隊物に関しても、保育園や幼稚園で見境なく棒を持ってお友だちを殴ってしまうような感じのお子さんにはあまり見せたくないですよね。
子どもの恐怖耐性
逆に言うと、鬼滅の刃見ても、戦隊物を見ても、プリキュアを見ても大丈夫なお子さんもいます。
これは本当にその子が持っている「性格」や「気性」だと思いますので、うちの子のようにプリキュアは大丈夫でも鬼滅の刃はアカンというお子さんもいると思います。
ブームはブームですが、ある意味子どものとっての「キメハラ」ですよね。
鬼滅の刃ハラスメントですね。
わが子に鬼滅の刃を見せるか見せないか問題
僕は鬼滅の刃が大好きです!
コミックも全話10回ぐらい読みました。
最終話まできっちり読んでいます。

なので、決してディスっているわけではありません。
アマゾンプライムで鬼滅の刃のアニメをずっと流しておきたいぐらいです。
なお、映画版鬼滅の刃は、妻が観にいっているときには僕が娘を家で見て、僕が観にいっているときには妻が娘を家で見る。長女(中学生)は友達と見に行くなどして、それぞれの道を歩んでいます。
年長の娘に鬼滅の刃の映画見せたら、またオシッコちびります。
ただ、先ほども書いたように、子どもには今時点でその媒体を見ることが正しいことかどうかを選択できる能力はありません。
なので、親がきちんと「この子のには鬼滅の刃観せても大丈夫」「いや、うちの子は怖がりやから鬼滅観せたらオシッコちびる」など、お子さんの性格を理解し、煉獄さんも言っていたようにその立場においての「責務を全うする」ことが大切だと思います。
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