今日は「貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください! 」という本を紹介したいと思います。
この本はテンポの良いギャグマンガなので楽しく税金や保険、投資について学ぶことができます。
自分で読むのはもちろん、贈り物にするのにもいい本です!
貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!という本について
僕は少し前からお金の勉強を始めましたが、つみたてNISAやiDeCoについてはあまり理解していない部分がありました。
お金の勉強を妻にも始めてもらいたいと思い、この本を読んでもらったら「マンガだから読みやすい!」と絶賛していました。
マンガなので読みやすい!お金について何から学んでいいかわからない人は、まず手にとって欲しいです。
この本の概要
税理士の大河内薫さんが、お金に困らないノウハウを漫画家のイラスト(ギャグマンガ)でわかりやすく解説した1冊です。
☑国民年金
☑厚生年金
の2つに分かれる
☑自営業や専業主婦 → 月約5万円( 国民年金のみ)
☑会社員と公務員→月約14万円(国民年金+厚生年金)
であり、今もらっている年金受給者の年金は今働いている世代が払っている。
と、読んでいると「ほうほう」と思う内容が漫画でわかりやすく頭の中に入ってきます。
さらに老後のことにも影響が!
2019年に金融庁が「年金だけでは老後資産が2000万円足りない」と報告した2000万円問題ですが、それは国民全員に当てはまらず、2000万円以上足りない人もいれば、すでに足りている人もいるそうです。
なので、自分に必要な金額を知ることが大事なんです!
そして、インフレが続くと、物の値段が上がり、現金の価値は下がるので、貯金で現金しか持っていないのはリスクに等しいらしい…

僕、貯金どころか財布の中に現金すらありません
その他にも、「税金・節税・年金・医療保険のすごさとそれをどのように活用するか」「投資の基礎知識」「国の制度を活用しながら、投資でお金を守っていく方法」「投資詐欺やぼったくりにはまらないための方法」などが紹介されています。
この本で僕が一番オススメしたい部分
5章のつみたてNISA実践編と6章のiDeCo実践編は文字通り実践編なので、今すぐ投資を始めるわけではない方は読み飛ばしても良いと思います。
でも、5章のつみたてNISA実践編と6章のiDeCo実践編がとてもわかりやすいのでこの本で一番のオススメ部分だと思います。
もちろん、5章6章を飛ばして読んで、7章~エピローグに進んでもストーリーが分からなくなることはありませんし、この本が伝えたい教養的なところは網羅できていると思います。
この本は章立てが秀逸!
我が家でも中学2年生の娘が興味を持って読み始めています。
自発的に読み始めるのは、マンガだからこそできる素晴らしい金融教育だと思います。
家庭の金融教育で悩んだら、とりあえずどこの家でも買ってリビングに置いておけばみんな読むんじゃないかなと思います。
まぁ中学生ぐらいになると問題ないのですが、小学生には漢字が多くてフリガナはほとんど無いので、小学生が読むときは辞書が要りそう、いや、ここで親の出番かも知れません。
また、この本は章立てが秀逸です!
日本では「貯金こそ正義!」という固定概念が根強く残っているので、そこを順番に崩していく流れになっています。
つみたてNISA、iDeCo、ふるさと納税のメリット・デメリットだけを説明するのは、お金の教育を受けていない人にとっては自分も含めてうってつけの説明だな〜思いました。
貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!のまとめ
まだまだお金のことを学ぶ人は少数派だと思います。
なぜかというと、身の回りでお金の話をしている人が少ないからです。
昔から日本では「人前でお金の話をするなんて!」みたいな風潮があります。
親世代からそんな風潮を受け継いだ人が多いので、お金の話をする人が少ないのかなと思ったりもします。
その影響か、お金に対する知識や感性を持っている人は僕の周りでは少ないです。
お金のことを学んでいる人を探してみてもTwitterではたくさんいますが、職場や周りの人達を見渡してもあまりいません。
そういう、全くお金のことに関心も、知識も、感性も持っていない人にはぜひこの本をオススメしたいです。
本当に取っ掛かりは何でもいいんです。
自分を守るために「お金のこと」を学ぶことはとても大事なことだと僕は思います。
この本はマンガでできていて中学生でも読めるから、何なら小学生でも読めるからぜひぜひ読んでみてください!
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