腰痛なった人にしまわかりませんが、
すごく嫌で鬱陶しいですよね（涙）
特に重い腰痛になってきたら不安になってきます。
腰痛になったらどこへ行けば良いのか？
腰痛になった時、どのように対処すれば良いのでしょうか？
一口に「腰痛」と言っても、
原因や症状が違う、重症度が違うなど、
いろいろあります。
軽い時は？
マッサージや接骨院に行ったり、
市販の薬や湿布で対処したり、
YouTube動画を試したり、
接骨院へ行ったりして対処する人が多いです。
特に若い時、症状が軽い時などは、その時は大丈夫な場合が多いです。
それで腰痛が改善するなら、ひとまずそれでも良いと思います。
と言うか、ほとんどの人はそれで済ませることが多いです。
しかし、年齢と共に徐々に筋肉の硬さが増していき
早い人だと３0代、そして80代くらいにかけて
ゆくゆくは重症度の高い腰痛になっていくケースも多いので注意が必要です。
（１）重症度の高い腰痛になっていくケース
早めの対処が必要な重い腰痛症状としては、腰痛の強さが徐々に増してくるだけではなく、以下のような症状が出てきます。
・だんだん正座ができなくなってきた
・靴下が履きにくくなってきた
・トイレで紙で拭くのが大変になってきた
・猫背や反り腰など姿勢が悪くなってきた
などのように知らないうちに
身体のあちこちが硬くなっているケースが多いです。
そうなると上記のようなマッサージや接骨院、YouTube動画では
改善しないような強い腰痛、ギックリ腰を頻繁に起こすような腰痛になったら
根本改善した方が良いです。
（２）重い腰痛を改善させるにはどこへ行けばよいか？
整形外科か？整体院か？
整体院と言っても、筋膜リリース、鍼灸、カイロ、
骨盤矯正、運動療法など、実に様々なものがあります。
街にもコンビニより多い数の整体院があって
どこへ行けば良いのか？本当にわかりません。
それで！
治る治らないは別として、
先ずは整形外科に行くことをお勧めします。
レントゲンやMRIが撮れて、骨の状態を正確に把握できるのは整形外科だけだからです。
だから自分の身体がどうなっているのか？
（主に骨を）検査することが必要だからです。
もし、圧迫骨折がある状態、
高齢者だと骨粗鬆症がある状態で
整体院へ行ったら、
症状が悪化するのは間違いありません。
だから先ずは整形外科へ行って骨の状態を
チェックすることが必要だと思います。
（３）整形外科で原因不明の腰痛（85％）に整形外科の治療はお勧めしません。
整形外科で特に問題ない場合（厚労省の調査で全体の85％と言われている）
https://www.fmu.ac.jp/amc/files/news_release/files/0140_file01.pdf
整形外科での治療はお勧めできません。
上記に書いた、レントゲンにもMRIにも骨以外は
ほとんど写りませんから、そこに骨の状態に原因を求めることが殆どです。
しかし腰痛の本当の原因が、筋肉にある場合はどうなるでしょう？
整形外科でできる腰痛治療は？
・ロキソニンなど痛み止め薬の処方
・ブロック注射
・湿布薬の処方
・リハビリ理学療法士による運動処方、理学療法
・牽引
・手術
だいたいこんなところになります。
（４）慢性腰痛の原因の殆どは筋肉や筋膜に由来します。
カルシウムの塊である骨が勝手に動く事はない。
ハッキリ言って、原因不明とされる８５％の腰痛の原因は
殆どは筋肉が硬くなったり、筋膜と筋肉、臓器などが
癒着することで起こります。
全ての筋肉は、起始部と停止部（要するに筋肉の両端）が
骨に付いています。
従って、筋肉が硬くなると、筋肉は短くなりますから
骨を引っ張ってしまうわけです。
引っ張られた骨は歪みますから
それが反り腰・受け腰になったり
猫背やストレートネックになったり
X脚、O脚になったり、
外反母趾になったりします。
骨が自ら勝手に動くことはあり得ないのです。
それら硬くなった筋肉が、整形外科の処方する
痛み止めや湿布、ブロック注射など上記処方で柔らかくなるのか？
それは想像に難くないと思います。
重い腰痛になってくると、薬や注射、湿布は
薬が切れると再び痛みを感じるようになり、
一時凌ぎに過ぎず、根本改善にはなりません。
重症化すると、痛み止めすら効かなくなってきます。
それらは痛みや痺れを一時的に感じなくするだけの
対症療法に過ぎません。
手術も対症療法です。
手術は、硬くなった筋肉によって動かされた骨の状態を
削ったり、取り除いたり、金属で補強するだけのもので、
筋肉や筋膜の状態を柔らかくしたり本来の状態に
改善させるものではありません。
だから、整形外科で、腰椎がすり減ってるとか
脊柱管狭窄症とか、坐骨神経痛、
腰椎分離症、腰椎滑り症
変形性股関節症、変形性膝関節症など
骨の状態を傷病名にしたものが多いですが
骨の状態は、筋肉が硬くなった結果です。
（５）原因不明の８５％の腰痛は、筋肉や筋膜の状態が原因していることが多い
例えば、脊柱管狭窄症は、50～80代の方に多くなってきますが
腹部（深部）の筋肉が筋力低下を起こし、
大腿前部の筋肉が硬くなること（過緊張）により
骨盤を前に倒すように引っ張って起こります。
骨盤が前に倒れると、背骨の下部（腰椎）が
反りますから「反り腰」になるわけです。
反り腰になると、腰椎内部の脊柱管（神経の通り道）が
狭くなりますから、神経を圧迫するわけです。
それを手術で治すには、狭くなった脊柱管を削ります。
骨にしか着目しないとそうなってしまいますが
前述のように、脊柱管狭窄症を引き起こす反り腰は
腹部の筋肉の筋力低下と、大腿前部の過緊張によって
起こっていますから、それらを改善させないと
根本改善にはなりません。
だから手術をしたけどしばらく経って
再び痛みが出てきたなどのことが
よく起こってくるわけです。
だから、対症療法である整形外科の治療は
筋肉や筋膜由来の腰痛にはお勧めできないのです。
（６）なぜ筋肉が硬くなったり、働かなくなってしまうのか？
それでは次に、なぜ筋肉は硬くなってしまうのか？ですが、
主にライフスタイルが原因だと言われています。
例えば、1日中同じ動作ばかりしていると、
（1日中パソコンでデスクワークをする日が何年も続いているなど）
いつも働いている筋肉と働いていない筋肉が出てきやすくなります。
そうすると、働かない筋肉はだんだん退化してきますから
本当に働かなくなってきます。（筋力低下）
その時、その筋肉の働くべき時、
その筋肉の仕事は一体どこがやるのか？
どこか別の筋肉がやるしかありませんよね？
例えば仕事だと、ある日、本来５人でやる予定だった仕事を
誰かが風邪や熱で休んでしまった時、その人の仕事は誰がやるのか？
仕事だと、他の４人で請け負うしかありませんよね？
筋肉も同じで、働かない筋肉があると、
他の筋肉が庇う（代償動作という）ことで補います。
仕事だと、休んだ人が１～2日でまた出勤して来れば
問題ないでしょうが、
例えば３ヶ月休まれたらどうでしょう？
かなり庇ってた人は負担が溜まってくるんじゃないでしょうか？
筋肉も同じで、１～２日くらいなら問題ありませんが、
１週間、１ヶ月、３ヶ月とかばい続けると悲鳴をあげ出すんです。
それが、
①硬い→②違和感→③痛み→④すごく痛い→⑤痺れへと
硬さが進行するに従って、身体がメッセージを発するようになってきます。
それで、接骨院や整形外科の理学療法士が処方する
電気治療にしても、マッサージにしても、
働き過ぎた筋肉をほぐすわけですが、すぐまた戻ります。
それでも効いているうちはよいのですが
重症化すると、マッサージが気持ちよくなくなってくるほどになります
だから働いていない筋肉をしっかり働かせて
代償動作を起こらないようにするのが根本療法になってくる訳です。
（７）YouTubeで改善しなかったり、悪化する理由
最近は、沢山の整体師さんがYouTube動画で
「腰痛一発改善！」とか、「一瞬で腰痛撃退」とかの見出しですが
ここまで読んだら察っすると思いますが、
腰痛には原因も色々ある訳ですから、一つのやり方で
一発改善したり、一瞬で撃退できるわけがないのです。
もし撃退できたとしたら
原因と改善方法がピタリと一致して
比較的軽めのものであればそのようなことも起こるかもしれません。
しかしながら、代償動作で過緊張になっている筋肉を
鍛えるようなやり方だったら、間違いなく悪化します。
そう言うことがわかっているしっかりした方が発信している
YouTube動画なら良いのですが、中には他人が発信したものを
そのままパクって発信している人も沢山いますから注意して下さい。
以上沢山書いてきましたが、重い腰痛で、整形外科で圧迫骨折等ない場合は
信頼のおける整体院に受診するのが最善だと思います。
信頼できる整体院は、口コミなどで確かなところを選んでください。
例えばGoogleマップの口コミも
読めば重い腰痛が本当に改善した、赤裸々な口コミが書かれています。
キャンペーン等だけで書かれた口コミは、中味が軽いものばかりなので結構わかります。
あとは、初回お試しで低料金を設定している整体院が多いので
それを利用していくのも良いと思います。
最低限上記のようなわかりやすい説明がされている整体院で
お試しでもある程度しっかり改善することが
最低条件だと思います。
もしよろしければ、筆者（市川市本八幡の腰痛専門整体院やわらぎ院長三好明広）まで
ご相談くださいね。
整体院やわらぎ
（住所）〒272-0021 千葉県市川市南八幡4-8-9ニューグリーンビル601
（電話）090-7263-8408 院長 三好明広
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