【実体験】ベンチャー企業に転職?!その前におさえたいポイント

今回は、ベンチャー企業への転職に迷っている方必見、

ベンチャー企業のリアルについて語っていきたいと思います!

かくいう私は、大手企業からベンチャー企業へ転職しました。

しかもベンチャー企業は2社。

現在はメガベンチャーと呼ばれるところに在籍しております。

はっきり言って、大手企業とは比べものにならないくらいの幸福感を得ています

がしかし!今の幸せに至るまで、ベンチャー1社目の苦い経験もありました…。

ということで、みなさんにはベンチャー転職を考える際に押さえておいた方がよいポイントをお伝えします!

あなたの転職先の選択に悔いが残らないことを願って。

では行ってみましょーう。

この記事を書いた人:いそやん

雑記ブログの「いそブロ」を運営。
読者のQoLならぬ、OoL(オモシロおぶライフ)の向上を目指して、仕事術から観光、茶道のことなど幅広く発信🐾

目次

ベンチャー企業とは?

はじめに、ベンチャーの定義について触れたいと思います。

はっきり言って、「ベンチャー = ◯◯」というような定義はありません!(ないんかいw)

大・中小企業みたいに、規模でかっちり分かれているとわかりやすいのですが、メガベンチャーと呼ばれる企業もあるので、そういう訳には行かないみたいです。

一方で、海外で呼ばれているスタートアップが、日本でいうベンチャーと同じ意味を指しているという見解から、シンプルにいえば成長過程にある企業と捉えていただくと間違いではないと思います。

規模が大きくなっても、新興時期のようにどんどん新しいサービスや商品をローンチしていれば、それはベンチャーといえるのでしょう。

つまるところ、その企業の事業展開のスタイルや姿勢であるとも言えます

では次項からその特徴について述べていきます◎

創業者=社長の影響力が大きい

社長との距離が近い

大手企業で働いていた時、私は平社員だったわけですが、社長と話をすることなんて年に1回もありませんでした。

本部と支社という場所の隔たりもあったので、本部にいたらもしかしたら話くらいはしたのかもしれませんが、そもそも自分の存在を認知されてるかすら怪しいものです。。

一方、ベンチャー企業では社長はすぐ目の前にいます(笑)

同じ部屋で働いたり、同じ会議に出たり、チャットツールで直接やりとりしたりなど、接する機会がふんだんにあります。

私のポジションは大手企業にいた時と同じ、平社員のままです。

雑談も仕事の話も気軽に社長とできるってのは、正直大手企業ではそれなりのポジションに就かないと難しいと思います。

社長と直接話せる、直接ビジネスノウハウが得られる。

これって結構テンション上がるもんです!

社長の価値観が会社の至るところに反映されやすい

これは株式を社外の人に譲渡しているかどうかにもよりますが、どこにも譲渡していない場合、社長の意向=決定事項になります。

まぁ社長なので、その会社の舵をどう切るかは決めて当然っちゃ当然。別にベンチャーに限ったことではありません。

しかし、社長がワンマンタイプで、周囲のアドバイスに聞く耳を持たないタイプだと厄介です

あらゆることが社長の価値観で決まっていきます。

会社が掲げる「経営理念・MISSION・VISION(以下経営理念で表現を統一)」という大きな部分から、とある一人の異動先など細かい部分まで。

ここで注意したいのは、その社長の価値観に自分は心底共感できているかどうかです。

私自身、転職軸の一つに、経営理念への共感を挙げていました。

しかし1社目に転職を決めたところは、会社のホームページだけを見て満足してしまい、実際に社長がどういう人なのかという実態を全く確認しようとしてませんでした。

社長の価値観は、入社後に変えられるものではありません…。

入社前に社長やそのポジションに近い人と話し、イメージを擦り合わせた方が良いです。

逆に言えば、企業側も経営理念への共感度が高い人を求めている場合、面接時点で、社長クラスの人材が間違いなく出てきます。

その場でしっかり互いの価値観をシェアすることをおすすめします。

社長クラスが出てこずに終わってしまうベンチャー企業は、経営理念へのマッチングを重視していない=とにかく人手が欲しい可能性があるので、別の方法で確認しましょう。

どんな人たちが働いているのか?

そんな社長の影響が大きいベンチャー企業で働く人たちですから、経営理念に共感している人、もしくは扱っている商材やジャンルが好きな人が多いです。

まさに類はともを呼ぶ。かくいう私もその一員なのですが(笑)

他には、自分のスキルを高めたい人、裁量のある仕事をしたい人が多い傾向にあります。

一方で、必ずしも全員が経営層ばりにスキルが高いかというとそうでもありません

私含め、転職前は大手企業の平社員として働いていた、という人も普通にいます。

大事なのはその時点のスキルではなく、困難な状況を何とかするバイタリティだと思います。

ベンチャー企業が置かれている環境は常にカオスです(笑)

スキル問わず、しゃかりきに働くことが求められます。

変化のスピードが恐ろしく早い

ベンチャー企業の競争優位性は、意思決定のスピードです。

大企業によくありがちな、稟議が通るのに何人もの上長の承認が必要なんてことはあまりありません。

これが良さそうとわかったら、その瞬間から行動を変えることが往々にしてあります。

計画なぞあるようでないもの…。

そういった変化のスピードについて行けるかどうかは、働く上で肝です。

次々の新規事業が立ち上がり、次々とマネジメントを任される。

複数のプロジェクトを管理することなんて当たり前の世界です。

大企業のような、どデカいビルで働くのは夢のまた夢?

私が勤めていたベンチャー企業の本部は、しがないアパートの一室でした。

あれは築何年だろう…普通に住人がいるようなアパートです。

どんなオフィスかはベンチャーのフェーズにもよりますが、基本価値が発生しないオフィスにお金をかけるのは最後の方になります。

事業が安定してきて、資金繰りに不安もなくなり、ようやくオフィスも整備される…。

実際は、アパートの一室でも普通に仕事はできます。自宅でやるようなもんです。

だからこの点は、単に見栄の問題。

大手企業のどデカいビルの綺麗でおしゃれなオフィスで働いていた人たちが、一転してアパートの一室でも働けるかどうか!

ここは気にせずいきたいところです。

給料は…高望みはしない方が良い

さすがに大手企業のようにはいきません。

私は大手企業からの転職後、年収が300万円台になりました。

マネジャークラスでも400万円はいきません。

しかも求人には、ボーナス支給実績あり、と記載されていたのですが、経営状況が芳しくなくずっと不支給(涙)

今よりも年収を上げたい!という目的での転職先としては厳しいでしょう。

働き方は意外とホワイト

ここまで割とシビアなことを書いてきましたが、たまには嬉しい情報も入れましょう(笑)

一見、ブラックな働き方だと思われがちなベンチャー企業ですが、意外とそのあたりはホワイト◎

残業は厳しく取り締まられていたり、有給も育休も普通に取れます。

(まぁそうじゃないと普通はあかんのやけども…)

特に残業は、通常の時給単価よりも上がってしまうので、資金に余裕がないベンチャー企業なら尚更従業員にして欲しくないわけです。

だからといってサービス残業を強制させられることはありませんでした。

基本的に定められた労働時間の中で、最大限のパフォーマンスを出すことが求められます。

また、現場仕事でなければノマドOKだったり、フレックスタイム制度を導入しているところも多いです。

この辺りはもしかすると大手企業の方が厳しいかもしれませんね。

規模が大きくなればなるほど管理思考が働き、ルールでどんどんがんじがらめになっていく。

完全なフリーランスではありませんが、会社にそこまで縛られたくないという想いが強い方はベンチャー企業の方が向いているかもしれません。

ベンチャー企業に向いている人は?

条件よりも、働くことで得られる達成感や充実感を重視する人

ここまでの特性を見てわかるように、大手企業よりもベンチャー企業の方が条件面でいいということは稀有です。

プライベートを充実させたいだけなら、そのまま大手企業に勤めていた方が間違いなく良いと思います。

一方で、

「仕事でもっと達成感を味わいたい」

「自分の仕事が意味のあるものだと感じたい。」

など、自分の働きが、会社の掲げる理念の実現に繋がっていると感じられるのは、ベンチャー企業ならではかなと思います。

給料とか、働く場所とか、条件を差し置いてでも成し遂げたいことがある。

それくらいの覚悟を持った人であれば、ベンチャーはとてもいい環境だと思います。

自分の収入が下がっても問題ない人

世帯持ち且つ自分が家族を養っている、という状況だとベンチャー企業は難しいかもしれません。

給料が下がるだけでなく、場合によっては倒産なんてこともあります。

私がいたベンチャー企業でも、「資金繰りがやばい」「銀行からの借入がないと倒産するかも」なんて話がちらほらありました。

昨今では大手企業にいること=安泰という訳ではありませんが、ベンチャー企業の方がやっぱり綱渡り状態です。

そういったリスクを追ってまで転職したいのかどうか。

一度自分の大事にしたいものの優先度を明確にし、それでもベンチャーにいくんだと決めたなら家族としっかり話し合いましょう!

指示待ちではなく自分で仕事を決めて進められる人

大手企業とは違って、上司が日頃から自分の仕事を管理することはありません。

正直タスクが多すぎて、他人に構ってられる余裕はそんなにないのです。

また、日々やることが変わったりするので、常にタスクの優先順位を自分で決めてこなしていく必要があります。

裁量が増える分、責任も増える。

受け身ではなく主体的に仕事ができる人は、ベンチャーの風土にあってると思います◎

ベンチャー企業への転職に後悔はない!

大手企業からベンチャー企業に転職するとき、私にも一抹の不安がありました。

給与はどれくらい下がってしまうのか、福利厚生は整っているのか、そこで働いている人たちと馬が合うのか…など。

しかしそれ以上に、何のために働くのか、自分が働くことでどんな世界を実現したいのか、という想いが強かったのです。

1社目のベンチャー企業では、社長が考える経営理念の意味合いや価値観が合わず、わずか1年半で退職してしまいました。

しかしその経験があったからこそ、今の会社を選ぶことができ、そして今までで一番働いていて幸せを感じています。

あなたの悔いのない選択を、心より応援しています。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして!三浦と申します。
    こちらの記事を拝見し、ぜひ私も寄稿させていただきたいのですが、可能でしょうか。
    お手数おかけしますが、ご確認いただき御対応いただけますと幸いです。

    1:サイト名 :キャリアサバイバー
    3:サイトURL https://www.kaerudakero.blog/
    4:サイト紹介文:キャリアサバイバーでは転職が当たり前の現代における、理想のキャリアを実現するための情報を発信しています。特に20代の転職事情に特化した情報を発信しており、毎月3万人のユーザーが訪れるWEBメディアです。

    当サイトは月間PV5万の大手メディアですので、御社のお力になれるかと思います。
    何卒よろしくお願いいたします。

    • いいですよ~!
      御社ではないですがどんな記事書けるか教えてください~!

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